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廃油の油脂を分解する微生物を発見


2010.08.18

工場や飲食店などの廃水の油脂を分解し浄化する
微生物を発見、培養に成功したと福島大学が発表したそうです。
これまで国内外で発見された油脂を分解し浄化する微生物の中で、
最高の能力なのだとか。
福島大学では近く特許を出願し、実用化を目指すそうです。
(世界の水事情より)

今回発表された、廃水の油脂を分解し浄化する微生物は、
共生システム理工学類の杉森大助准教授(生物工学)
の研究室が発見したもので、
これまで、2年間にわたり、土壌や植物の葉など
数百のサンプルを収集・分析してきたそうです。

それらの中から、福島県内の公園の土から
油脂を栄養源にして生きる珍しい微生物を見つけたのだとか。

実験では、0.3gの油脂を含む水100mlに対して
微生物の培養液1ml入れると24時間で60%を分解するそうです。
また、植物性と動物性の双方の油脂の分解が可能。

飲食店や食品加工場などの廃水は、
通常タンクなどに集め、浮いた油脂を取り除いて
河川に流されています。
そのため、完全に油脂を除去することが難しいのが現状。
また、集めた油脂は産廃として焼却されるため、
二酸化炭素も排出されてしまいます。

今回発見した微生物をタンクに入れて油脂を
分解することができれば、
人手を使わずほぼ完全に油脂を取り除くことができ、
焼却でのCO2排出も削減、また油の臭いまで消えるのだとか。

使用した水がどのように処理されているか、
私たちは忘れがちですが、
多くの工程を経て、自然の中へとかえされています。

水を汚さず、また排水を減らすことも、
自然を守っていくために必要なことなんですね。

トイレで流す水は、かなりの量になりますが、
なかなか実感できないものです。
トイレタンクにドルフィンセーブを設置して、
使用する水を減らしてみませんか?

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